ヒーリングの時代
今回は、前回で詳しく書いた、
「主観的心霊現象(精神的心霊現象)の時代」を経て、
次の時代となる「ヒーリングの時代」について
詳しく書いてみます。
ですがその前に、
ヒーリングとは何か?ということを、
簡単に説明しておきます。
ヒーリングの種類
まず、ヒーリングには4つの種類があります。
マグネティック・ヒーリング、サイキック・ヒーリング、
宗教信仰ヒーリング、そしてスピリチュアル・ヒーリングです。
ここでは、スピリチュアル・ヒーリングについて
少々詳しく書いていきます。
そもそも、スピリチュアル・ヒーリングは、
病を”治す”ことが目的ではなく、
たましいを”癒やす”ものです。
巷に蔓延る、「ヒーリング」「ヒーラー」の文字。
決定的な誤謬は、
「治す」という言葉を使っているかどうかにあります。
「治す」と「癒やす」の違い
では「治す」と「癒やす」はどう違うのか?
実はこの「治す」が非常に厄介で、
無知にもヒーラーを名乗る人たちの多くが
使っている言葉です。
法的に言うと、「治す」という言葉を使って良いのは
医師免許を持っているお医者さんだけ。
ヒーラーは、特に国家資格があるわけでもないので、
巷の「ヒーラー」を名乗っている者は
どこかの認定でも取って名乗っているのでしょうか。
もっと言えば、自分で名乗った瞬間に
形だけなら誰でもヒーラーになれます。
認定?資格?
ちなみに私が学ぶ学舎は、
スピリチュアリズム界の最高峰だと自負していますが、
認定や資格などは一切ありません。
なぜなら、人にはそれぞれ器があり、
向き不向きなど個性があります。
それらを「霊界が認定するか否か」だけだからです。
私の先生は、私たち生徒の器作りをしてくれているに過ぎない。
ですから、安易に認定するような機関や団体に
不信感を憶えます。
リスクを考えたことがあるのかなと。。
ちゃんと教えているのかなと。。
私もほんの少しだけですが、その危険性を想像し、
徐々に理解することが出来るようになってきました。
ちなみに、ヒーラーが直接身体に触ることも、
法律に触れる行為になり兼ねません。
大した説明もなく、同意書も書かずして、
安易に触れてくるとしたら要注意。
このあとで記述しているヒーリングのメソッドには、
相手に触れなくても行えるものがあるから尚更です。
ヒーリングのメソッド
今度は種類ではなく、メソッドの違いです。
ヒーリングのメソッドには、
2つの種類があります。
コンタクト・ヒーリング(直接ヒーリング)と
アブセント・ヒーリング(遠隔ヒーリング)です。
上記に書いた4種類のうちの一つ、
マグネティック・ヒーリング(手当て)は、
人間が持つ磁気でのヒーリングのため、
コンタクト・ヒーリングしか出来ません。
また、スピリチュアル・ヒーリングに関しては、
コンタクト・ヒーリングかアブセント・ヒーリングかを
相談者の状況などに応じて、使い分けて行うそうです。
つまり、スピリチュアル・ヒーリングを行う者は皆、
霊能力を駆使しているということです。
警鐘
さて、私は「ヒーラー」の大変さや、
「ヒーリング」は何の目的で行うのか、
また、どれだけ危険なものかなどを学ぶ上で、
巷にあふれる「すぐに治ります」「治します」などに
安易に依存してはいけないと警鐘を鳴らします。
なぜなら、人は経験と感動を積んで、
たましいを成長させるために生まれてきました。
そして人にはつまずく権利があります。
例え、つまずいて転んでしまったとしても、
立ち上がれば必ず得るものがある。
そんな時に安易にヒーリングを行うことが
果たしてその人のためになるでしょうか?
せっかくカリキュラムを組んで生まれてきたのに、
安易に手を差し伸べることが、本当に相手のためになるかどうか
皆さんもぜひ考えてみてください。
愚の骨頂
先生の書籍でもこのブログでもお伝えしているように
病気や怪我一つもメッセージがあって、
それを分析しつつ受け入れ、残りの人生に活かす。
病院にも行かずに、
ヒーリングだけで治そうとするのは愚の骨頂。
病気には何かしらのメッセージがあって、
それが寿命なのか、運命の法則で治せるのか、
そして、そこから何か気づきがあるのかが重要。
また、現代に生きる人は皆、
現代のカルマを背負わなければいけませんから、
助かる見込みがあるならば、
最後まで治療を受けなければなりません。
(延命処置するかどうかは別ですが。)
けれども「医者なんかには行きたくない。薬もうんざり。
私はヒーリングしているから大丈夫」などと言って、
それで寿命を縮めてあの世へ早々と還っていった人たちが
実際に多数存在すると聴きます。
不思議な人
私の知り合いは生前、相談者の身体の不調がある場所に
サッと手が反応してそれを言い当てたそうですが、
「手遅れになる前に病院に行きなさい」などと
アドバイスしていたそうです。
つまり、他者が勝手に「治す」ことなど行ってはいけないし、
むしろ余計なお世話。
スピリチュアル・ヒーラーは「たましいを癒やす」こと、
そして「気づきを促すこと」が大きな役割だと思います。
ヒーリングの時代の人物紹介
さて、本題に戻りましょう。
ヒーリングの時代を代表するスピリチュアル・ヒーラーは
何と言ってもイギリスのハリー・エドワーズでしょう。
彼の治癒力はあのイエス以上だったと言われるほどで
実際にイギリスはロンドンにある
かの有名なロイヤル・アルバート・ホールで、
その治癒力を何千人かの大観衆の前で
デモンストレーションとして実践して見せたほどです。
長年動かなかった手足がヒーリングによって
動かせるようになったり、
リウマチで手が固まっていた人がヒーリングのあとに、
その手で握手までして帰れるようになったりと
驚きの事例はその他にも沢山あったそうです。
そのハリー・エドワーズから教えを受けたのが、
英国スピリチュアル・ヒーリングの重鎮である
テリー・ゴードンでした。
彼は我が先生が教えを受けた一人だそうで、
歴史を学ぶとその凄さがわかってきます。
その他に、
モーリス・H・テスターや、ジョージ・チャップマン、
心霊手術家ホセ・アリゴ、トニー・アグバオア、
エドソン・ケイロスなど、
ヒーリングの時代に活躍した人物は多数存在しました。
さて、今日は「ヒーリングとは何か?」と
「ヒーリングの時代について」を書いてみました。
もちろん、これだけに留まりません。
いずれヒーリングについては、
さらに勉強してから書いていきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
次回まで実践しつつも、必ずお元気で。
管理人